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【お金2.0から考える】東京の資本主義は時たま辛くなる

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こんにちは、金田謙太(@kenta_global)です。

 

東京にいるとお金の匂いが強くて辛くなることがあります。

どこへ行くも

・どの会社で働いているのか
・年収はいくらなのか
・どこどこのブランドものを持っているだとか
・六本木の○○でご飯を食べただとか

「お金」という要素へのパワーが自分には強すぎるのです。

 

ある日、友達のインスタグラムで凄く印象的な投稿を見つけました。

オーストラリアに住んでいる友人です。

全文、以下に掲載します。

昔はユニクロの服でも十分オシャレだと思ってたのに、お金を自分で稼ぐようになったらナノユニバースの服が欲しくなって、もっとお金を稼ぐようになったらナノユニバースなんてまったく興味がなくなって、ドルガバばっかり買うようになって。稼げば稼ぐほど高価格な物にしか興味がなくなるというか、昔はそこらへんの小汚い定食屋で満足してたのに今は出来れば一つ一つ肉に綺麗に名札のついたインスタ映えする焼肉屋さんみたいなとこに行きたいみたいな。もちろん美味しいもの食べたいけど。
東京都の一等地にある歯科医では、他の歯科医と変わらないサービスをしてるのに家賃を考慮してもやたら治療費が高額だと。そこである患者さんが先生になぜこんなに高額なのか理由を聞いたら治療費を単に高くしたらさらにお客さんが集まるようになったからだ、っていう話を思い出した。日本にいた時は気付かなかったけどお金中心の価値観の中にいるとキリがないし無駄にストレスが溜まってたなと思うんですねえ。終わりのない見栄というか自己満足に執着し過ぎてなんか無意識に人と競い合って、やたら疲れるマラソン大会みたいな。自分らしさがあったらきっとそれでいいのにそこに参加してない、あるいは出来てないと自然と劣等感抱いちゃうしさあ。特に都会にいると。そういう意味では海外に住んでるって言うのは自分にとってすごく楽なのかなと。
ヨーロッパの綺麗な景色とかオシャレなとことかに興味があって、20代前半で15ヶ国くらいヨーロッパの国々を回ったけど今はあんまりヨーロッパも南の島も興味なくて、それよりもっとそういうお金とかそういうものじゃない人間の本質的な部分がみれるとこに行くきたくて毎日震えてるんですよ。いつか子供が出来たらそういう所に執着して欲しいなと。

この文を読んでどう思うかは個人で差があるかもしれませんが、
僕がアメリカから東京に戻り、思っていたことが全て言語化されていました。

こうゆう感覚は海外に長く住んでいた人は共感できる人が多いんじゃないんでしょうか。

 

海外に行くと「自分になれる」

海外にいるとありのままの自分になれることができて、

肩の荷がスッとなくなった感覚になります。

特に何もしていなくとも、

「あ、人生これでいいんだ。」

という感覚。

 

それが東京に戻ってきた途端になくなるのはなぜだろう。

これを最近読んだ「お金2.0」から考えます。

 

未来の方向性を決めるベクトル

冒頭の章で出てくる「未来の方向性を決める3つのベクトル」で佐藤さんは

①お金

②感情

③テクノロジー

を挙げていました。

 

①お金:市場経済で切り離せない「お金」の存在。

生活するためにお金が必要で、僕らは人生の大半をお金を稼ぐために使うことが大半です。

 

②感情:共感・嫉妬・憎悪・愛情などの感情。

 

③テクノロジー:昨今では人工知能(AI)などが頻繁に取り上げられるようになりましたが、コンピューターや技術、電気などの技術革新です。

 

筆者の佐藤さんも、①のお金が人間にとって一番大きな影響があると仰っています。

 

そして僕の感覚値だと東京における①お金の影響力は、他の世界の国々に比べ非常に強いと思っています。

そして「お金」へのパワーが強すぎると、
本来の人間の繋がりが希薄になるだと。

今はそう確信を持てています。

人間本来の繋がりに重きをおいていて、そこに幸せを感じる自分にとっては、大きな打撃です。

 

人間の繋がりは人を幸せにする

こちらのJapanTimesの記事では、

日本はクリーンで安全で裕福な国であるのにも関わらず、10代の人生に対する満足度が著しく低いことをピックアップしています。

決して裕福で安全な国とは言えないドミニカでは、人生に満足!と答える15歳が67.8%もあるのにも関わらず、日本では23.8%と、調査国47カ国の中、43位でした。

 

その理由として、「孤独感」が上げられています。

 

人と人との繋がりが日本は薄すぎるのです。

 

この”薄さ”を定量化してデータで提示できるわけではありませんが、
結論として

・お金への強力な執着
・人間関係の繋がり

これはある種トレードオフ的な関係にあると考えます。
(あくまでも自分の感覚値に基づく仮説です。)

 

「価値」の3分類から考える

お金2.0の第3章 価値主義とは何か?の中では、世の中で使われている「価値」という言葉を3つに分類しています。

①有用性としての価値
→「役に立つか?」という観点からみた価値。利用できる、儲かる、といったリターンを前提にした価値。

②内面的な価値
→愛情・共感・信頼など、実生活に役に立つわけではないけれど、その個人の内面にとってポジティブな影響を及ぼすかで感じる価値。

③社会的な価値
→個人ではなく、社会全体の持続性を高めるような活動で感じる価値。

 

上記で書いた「東京ではお金へのパワーが強すぎる」の背景には、
この①有用性としての価値への重たさがあります。

まさに資本主義がメインに扱う価値です。

反対に、僕が知る”海外”では②の価値への重要性を日本より重く捉えていると感じます。

(なぜその海外でできていることが、日本でできていないのか、といった話は「教育」が大きな相関性を持つと考えていますが今回は割愛します。)

 

※追記 2018.02.21
ある記事に書かれていた調査結果で参考になる事実が上がってきました。

「お金と時間、どちらが欲しいか」という調査を17カ国・地域で行ったところ、「お金より時間が大切」と答えた消費者が最も少ないのは日本であることが分かったそうです。

日本は「お金より時間が大切」と答えた人がたった11%で、調査を行った17ヶ国で最下位。

もうひとつの質問である「所有物より経験」でも日本は最下位。

数値化されたことによって、僕の肌で感じていたことが証明されてきました。

 

今後やっていきたいこと(抽象的ですが)

じゃあどうするのか、というお話。

分析して、こうだろう、というだけならば誰でもできます。

①お金の執着を薄くしていく(②と③の価値観を広げていく)
→これから行っていく事業ドメインの中でしっかりと人と人を繋げていきたい。ただ繋げるだけではなくて、双方が幸せになるような繋げ方を実現させたい。そして継続させたい。そうすることで個々人の心を豊かにし、社会全体も豊かにしていきたい。

②幸せを見つけるお手伝い
→自分がどんな要素によって幸福度が向上するのか理解できていない人が多いと感じます。つまり幸福度に直結する”変数”が何かわかっていないのかなと。この変数を見つけるサポートしたい。自分ではある程度見つけ方がわかってきたので、これを心理学のプロフェッショナルの方や研究室とフォーマット化したい。

③人を幸せにして、自分も幸せになる
→人の幸せにしたいならば、自分が幸せにならなければならない。

 

と、「世界中の人々を幸せにする!」と豪語できないにせよ

自分が自国で見つけた課題は、

これから行っていく事業や生き方の中で

少しずつ良い影響を与えていければなと改めて思います。